花まつり

　花まつりとはお釈迦様の誕生日４月８日にあわせて花御堂（はなみどう）を作り、誕生仏に甘茶をかけてお祝いする行事です。

甘茶を誕生仏にそそぐ行いをするのは、お釈迦様が誕生した時に、九つの頭を持つ龍が天から降りてきて、甘露の雨を注いだという言い伝えに由来しています。

甘茶には砂糖を入れなくても自然な甘みがあり、漢方薬としても使用されています。昔はお菓子代わりに飲んでいた方もいました。

甘茶には甘味効果以外に、厄除けや鎮静作用、抗アレルギー作用など様々な効能があるとされており、カフェインやタンニンを含まないため小さな子供や妊婦の方でも飲むことができます。

鳥取市仏教会では、毎年４月２９日に若桜街道で行われる、『花と木のまつり』にて甘茶配りをしております。見かけたら是非ご賞味ください。